対話では動いたのに夜間だけ黙る——Antigravity のエージェント定義を対話と無人で同じ挙動にする
デスクトップの Antigravity では正しく動くのに、スケジュールした CLI 実行だと黙って何もしないエージェント。承認・文脈・秘密情報・実行環境の4点で経路差を吸収し、1つの定義を対話でも無人でも同じ挙動にする設計を、動くコードとプリフライト検査つきでまとめます。
背景スケジューリングで自分のピークを作らない時刻分散設計
Antigravity 2.0 のデスクトップは背景でタスクを自動スケジュールします。便利な反面、丸い時刻に寄せると自分でピークを作り、深夜のジョブがまとめてこけます。時刻を散らして重なりを禁じる設計を実例でまとめます。
Guide スキルとコードの乖離を検出して直す仕組み
組み込み Guide スキルに手順を固定すると、後からコードが変わったとき手順だけが取り残されます。参照先の実体を機械照合して乖離を早めに見つけ、Guide を薄く保つ運用設計をまとめます。
音を出すアプリのリリース前チェックを、音声描画とエージェントで仕組み化する
6/26 の更新で Antigravity が音声ファイルを描画できるようになりました。癒し系アプリで音を扱ってきた経験から、音量・クリップ・長さ・無音の事前チェックをエージェントの検証ループに組み込む設計を、実際のスクリプトとともに紹介します。
Antigravity 2.0 でチャット側に MCP が出てこないときに確認したこと
Antigravity 2.0 が IDE とチャット型エージェントの2アプリに分かれてから、IDE で設定した MCP サーバーがチャット側の一覧に出てこなくなりました。設定スコープが別々になっている原因と、ワークスペース単位に真実源を一本化して両アプリで揃える手順をまとめます。
AI Ultra の5倍上限に自動処理を寄りかからせない設計
月100ドルの AI Ultra は AI Pro 比で Antigravity の利用上限が5倍になります。ただ上限を前提に自動処理を組むと、段を下げた瞬間に崩れます。上限に依存しない縮退設計を実例で整理します。
部分文字列検索が速くなった後で、エージェントの探索の組み方を見直す
6/26 の更新で部分文字列検索が高速化されました。単なる体感の改善に留めず、エージェントにコードを探させるときの手順・コンテキスト予算・検証の置き方をどう変えるか、実測を交えて整理します。
モデルがフォールバックしても命名と書式をぶらさない — エージェント出力の一貫性を保つ契約
エージェントの実行中にモデルがフォールバックすると、コードの命名規約や書式が静かにぶれます。モデルに依存しないスタイル契約と正規化パスで、出力の一貫性を保つ実装をまとめました。
Android CLI が3倍速・トークン7割減になったとき、増やすべきは並列数ではなく1件あたりの検証だった
Android CLI のエージェントが3倍速・トークン約7割減になった、というニュースを見て最初に考えたのは「では何本同時に走らせようか」でした。けれど速くなって本当に変わるのは生産量ではなく、詰まる場所です。レビューと検証ゲートに移ったボトルネックを Little's Law で見積もり、WIP キャップで並列数を抑え、浮いた予算を1件あたりの検証に回す設計を、動く Python 実装と実測値でまとめました。
組み込み Guide スキルは助言にすぎない — Antigravity の出力を機械的に弾くゲートを併設する
v2.2.1 の組み込み Guide スキルはエージェントの遵守率を引き上げますが、確率的な助言である点は変わりません。残った違反を確実に止める決定論的な検証ゲートの設計を、動くコードと実測値で示します。
Antigravity が書いたテストが全部グリーンなのに同じバグが再発するとき — 空回りするアサーションを計測する運用メモ
AI に書かせたテストがすべて通り、カバレッジも高いのに本番で同じ不具合が戻ってくる。原因はモック過多とトートロジー的なアサーションです。ミューテーションテストを正解とし、テストが実際に何を守っているかを実測して運用で立て直すメモです。
1,400箇所の置換を1コミットで投げてきたエージェントに、バッチで返してもらう設計
Antigravity に大規模な機械的置換(codemod)を任せると、レビュー不能な巨大1コミットが返ってくることがあります。ast-grep のルールと検証付きバッチドライバで、置換を「機械の仕事」と「人の確認」に分け、安全に通す設計を実装つきでまとめました。