無人実行のエージェントが設定ファイルを書き換えたら戻す、小さな番人スクリプトの組み方
読み取り専用にしたはずの枠をエージェント自身が設定ファイルごと広げてしまう、という報告を読んで、夜間の無人実行を外側から包む番人を組みました。実行前後の指紋比較・退避と復元・打ち切り時間の3点を、動くコードでお伝えします。
/boost が「検証済み」と返してきたとき、その worktree に何が無かったのかを先に数えています
Antigravity の /boost は使い捨ての隔離ワークツリーでテストを走らせます。手元のビルドが git に入っていないファイルへ依存していると、その検証は別の木の上で通ります。ずれを先に数える手順を書き残します。
エージェントの定期実行で、失敗より先に「走らなかった」を疑うようになりました
定期実行の台帳は成功率100%のまま、夕方の枠だけが二週間走っていませんでした。期待発火表と実行台帳を突合して欠落を出す監査を、cron 展開・終了コード・台帳の書き方の実測とあわせて書き残します。
Antigravity の自動コミットメッセージを、どこまで受け入れるか決めました
Review ペインの自動コミットメッセージを、どこまで受け入れてどこから自分で書くか。prepare-commit-msg に Why 行を足す実装と、リベースやリバートで手が止まった実測を書き残します。
部分一致のファイル名検索が、エラー文字列にだけ当たらない理由
Antigravity 2.12 で部分一致のファイル名検索が改善されました。手元の 2,088 ファイルのリポジトリで名前引きと全文引きを測ったところ、読む量は 67 倍、エラー文字列の当たり方は 4.5% でした。切り替えの境目を数字で置き直します。
Git が追跡しているのにエージェントが読めないファイルは、どこで外れているか
エージェントのコード検索が返した2ファイルに対し、git grep は6ファイルを返しました。追跡済みのファイルが検索から静かに落ちる3つの経路を合成リポジトリと運用中のリポジトリで実測し、除外理由の特定手順と戻し方をまとめました。
Canary 継続配信になった Android 17 で、エージェントには「報告しない条件」から先に渡しました
Android 17 が Developer Preview をやめて Canary の継続配信に切り替わり、検証の締め切りが自分の側に移りました。更新を追う担当をエージェントへ渡すにあたり、報告の条件ではなく沈黙の条件から設計した記録です。
agent.md の綴り誤りが権限を広げていた — frontmatter を厳格に検証する lint を書く
agent.md の frontmatter は綴りを間違えてもエラーになりません。既定値へ静かに落ちた結果、意図と逆の権限が適用されていた実例と、権限キーだけを厳しく検証する lint の実装・実測を記録しました。
パスの空白ひとつで、エージェントのコマンド9形が「0件・成功」を返しました
パスの空白ひとつで、エージェントのコマンドが「0件・成功」を返していました。未引用パスの11形で挙動を実測し、引用の徹底では守りきれない部分を確認した上で、相対パスと入口を一本化する ws.sh、3行で足りる規約に落とし込むまでの記録です。
Android 17 のローカルネットワーク権限 — LAN に触る箇所を機械で洗い出してから、エージェントに直させる
新しい API レベルではローカルネットワークへの明示的な許可が必要になります。grep では 11 経路のうち 2 つしか見つかりませんでした。経路の種類で拾う検出器と、エージェントに渡せる作業単位への畳み方を実測とともに。
Antigravity を個人開発の「夜のもう1人」として迎え入れる運用モデル
Antigravity のエージェントを、個人開発者にとっての「夜のもう1人」として運用するための設計指針。タスクの渡し方・境界線の引き方・朝の3点確認をスクリプトにする方法まで、実際に運用して整えてきた手順を書き残します。
Antigravity エージェントに「失敗の理由が一発で分かる」トレースを設計する — 可観測性の実践
Antigravity でエージェントを動かすほど、「なぜ失敗したのか分からない」運用負債が蓄積します。スパン構造、属性設計、失敗モードのタグ付け、ダッシュボード設計、コスト可視化、リトライポリシーまで、本番投入後のデバッグ時間を短縮するためのトレース設計を、実運用 6 ヶ月の数値とともに整理します。