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◈ Agents & Manager/2026-10-16上級

エージェントに .zip を渡す前に、.git を除いて 29 MB を 15 MB にし、秘密情報の警告 28 件を見分けました

Antigravity アプリ v2.23.0 で .zip を添付できるようになりました。自分のリポジトリを実際に固めて .git の重さと秘密情報検査の誤検知を数え、除外・検査・マニフェストを一度に行う Python スクリプトの全文を残します。

Antigravity386.zip 添付秘密情報Python19個人開発108エージェント74

✦ プレミアム記事

Antigravity アプリの v2.23.0(2026 年 10 月 12 日)で、プロンプトに .zip を添付できるようになりました。公式の更新履歴には、エージェントがそれを自分のツールで展開する、と書かれています。

個人開発で運用している Web サイトのリポジトリを、さっそく固めて渡してみようとしたときのことです。ディレクトリをそのまま圧縮しかけて、手が止まりました。この中に何が入っているのか、自分でも正確には言えなかったからです。

最初に結論をお伝えします。渡す前に「入れないもの」を先に決め、秘密情報の警告は件数ではなく中身で読みます。 そのために手元で書いたスクリプトと、自分のリポジトリで数えた結果を書き残します。

公式が書いていること、書いていないこと

v2.23.0 の更新履歴にある記述は二つです。.zip を添付するとエージェントがツールで展開すること、そして + メニューからフォルダを追加できること。同じ版で、メッセージ欄から権限のプリセットを選べるようにもなっています。

書かれていないこともあります。サイズやファイル数の上限、展開先、除外されるファイルの規則です。私が確かめた範囲では、更新履歴にそれらの記載はありませんでした。つまり、何を入れるかは渡す側が決めることになります。

「ディレクトリを丸ごと」は、ほとんどの場合に過剰です。.git の履歴、ビルド成果物、ローカルの設定ファイル。エージェントが読む必要のないものが混ざり、そのうちのいくつかは渡したくないものです。権限の持たせ方については、別の記事で扱った 承認ダイアログに指が慣れる前に — Antigravity 統一パーミッションで許可設定を1枚に束ねる も併せてご覧ください。

素朴に固めた場合と、除外してから固めた場合

使ったのは、Next.js で作っている自分の Web サイトのリポジトリです。浅いクローン(履歴は最新の 1 コミットのみ)で、ファイルは 2,424 件ありました。ここから、全部入りの zip、除外と検査をかけた zip、サブディレクトリだけの zip の 3 通りを作って比べています。

渡し方ファイル数展開後の合計zip のサイズ
そのまま全部(.git 込み)2,42450.55 MB29.43 MB
.git などを除外して検査2,39736.03 MB15.20 MB
必要な 1 ディレクトリだけ2845.16 MB2.08 MB

意外だったのは、.git を外した効果の大きさです。展開後の合計は 29 % しか減っていないのに、zip は 48 % 小さくなりました。.git の中身はすでに圧縮された形で入っているため、zip にしてもほとんど縮まないのです。除外した .git は 14.52 MB で、zip の差は 14.23 MB。.git は、ほぼそのままの重さで zip に上乗せされていました。 履歴の長いリポジトリなら、差はもっと開くはずです。

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✦リポジトリを .zip で渡す前に、何が入って何が入らないのかを、サイズと件数つきで自分の手元で言い切れるようになります
✦秘密情報検査の警告が大量に鳴っても、ダミー値と本物を行単位で見分けて、あとから同じ警告に悩まされない仕組みを組めるようになります
✦渡すたびに手で .git や .env を外す確認作業を、1 本のスクリプトに任せて数秒で終えられるようになります
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