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◈ Agents & Manager/2026-10-22上級

引き継ぎ文書の古い参照は 17 件に見えて実際は 2 ファイルでした。本当に危なかったのは、別のサイトの手順書が混ざっていたことでした

エージェントに読ませるリポジトリ直下の .md を点検する Python スクリプトの全文です。素朴な版は壊れた参照を 17 件と数え、直すと 7 件、実体は 2 ファイル。別の問題が見つかるまでの過程を残します。

Antigravity395引き継ぎ文書エージェント76Python23個人開発116事前点検

✦ プレミアム記事

リポジトリを新しい作業用の場所に置き、エージェントに渡す前に、直下のファイルを一覧しました。.md が 6 本あり、合計は 68,943 バイトです。

いちばん上の HANDOVER.md を開いて、手が止まりました。1 行目が、このサイトとは別のサイトを新しく立ち上げるための手順書の見出しだったのです。

このリポジトリは、運用中の別サイトのひな形から分岐させたものです。そのとき持ち越した文書が、そのまま直下に残っていました。個人開発で手を動かしてきた中で、気づかないうちに生まれていた状態です。

最初に結論をお伝えします。文書の「壊れた参照の件数」は、直すべき量を表しません。そして、参照の点検だけでは、いちばん危ない文書を見逃します。 点検スクリプトを三度書き直して分かったことと、全文を残します。

点検した 6 本の文書

対象は、このサイトのリポジトリ直下にある .md です。エージェントが最初に目にする場所なので、中身を信じて動かれても困らないかどうかを確かめたいと考えました。

ファイルサイズ性格
CONTENT_LOG.md30,371 B作業の履歴(外部リンクが中心)
HANDOVER.md14,317 B別サイトの立ち上げ手順書
MIGRATION_GUIDE.md11,406 Bひな形を移すときの注意書き
SKILL.md9,903 B作業手順
REMAINING_TASKS.md2,846 B残件メモ
README.md100 B一行の説明

目を引いたのは、合計 68,943 バイトのうち、手順書とひな形の注意書きの 2 本で 25,723 バイト、37.3 % を占めていることです。小さな README ではなく、重い文書ほど、他のプロジェクトの話をしていました。

素朴な版は 17 件を「壊れた参照」と数えました

最初に書いたのは、ごく短い単純なものでした。バッククォートで囲まれた、パスらしい文字列を拾って、リポジトリ内に存在するかを確かめます。

結果は次のとおりです。

文書拾った参照実在しない
HANDOVER.md277
MIGRATION_GUIDE.md269
REMAINING_TASKS.md61
SKILL.md20
合計6117

17 件、拾った 61 件の 28 %。ここだけ見れば「文書の四分の一が壊れている」ことになります。

中身を一件ずつ見ると、だいぶ違っていました。Header.tsx や layout.tsx のように、ディレクトリを付けずに書かれたファイル名が多く、私のスクリプトはそれを「リポジトリ直下のパス」として探していたのです。ファイルは src/components/layout/ の下に実在していました。

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✦壊れた参照の件数に振り回されず、「誤検知」「意図した未来形」「本当に直すもの」を切り分けて、直す対象を絞れるようになります
✦テンプレートから分岐したリポジトリで、元の手順書をそのまま読んだエージェントが別のサイト向けの変更を始める事故を、渡す前に止められるようになります
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