Remote Control をホスト機に入れる判断は、daemon の生存条件と遮断経路で決まります
Antigravity 2.0 の Remote Control を有効にする前に確かめておく点を、headless daemon の OS ごとの挙動、二重になっているサインアウト経路、ホスト機の読み取り面の棚卸しという三つの角度から整理します。
Antigravity CLI の継承設定は description の重なりを見てから決めています
CLI 1.1.14 で markdown 定義エージェントの継承が inheritCustomizations 一本にまとまりました。手元の 47 本のスキルを実際に棚卸しして、継承を有効にするかどうかをコンテキスト量ではなく description の重なりで決めるまでの記録です。
Antigravity の既定モデルが入れ替わっても壊れないのは、出力を先に狭めてある仕事です
Gemini 3.7 Flash が Antigravity のエージェント既定モデルになりました。設定を触っていない箇所ほど静かに影響を受けます。既定に依存している場所を機械的に洗い出し、乗せる仕事と据え置く仕事を出力の自由度で切り分ける手順を、3つの検査スクリプトとともに記します。
プロジェクトが十数個になった Antigravity で、目的の会話を探し回らないための整理手順
Antigravity のプロジェクトが増えると、会話サイドバーを毎朝スクロールすることになります。2.8.0 で折りたたみ状態が保たれるようになったのを機に、プロジェクトの粒度・会話の命名・起動方法を見直した手順をまとめました。
壁紙アプリの30カテゴリ分類で、エージェントに選ばせる範囲をどこまで狭めるか
画像を見せて30個のカテゴリから選ばせる分類バッチは、定義を1つ足すだけで全件やり直しになります。エージェントには閉じた語彙のタグだけを出させ、カテゴリは決定的な規則で写像する設計へ切り替えた判断と実装を共有します。
速いはずのモデルが遅いとき、疑うのはモデルではなく推論強度です
Antigravity でモデルごとに選べるようになった推論強度(Low / Medium / High)を、作業の性質からどう決めるかをまとめました。段階を変えても速くならないときに疑う箇所と、自分の判断を記録で直す方法も添えています。
エージェントの差分を目視で追うのをやめました。2.8.0 の表示上限をきっかけに組み直したレビュー手順
2.8.0 でファイルビューアと履歴差分に表示上限が入りました。全量を目で追う前提が崩れたことをきっかけに、機械が拾える欠陥と人にしか判断できない箇所を分けるレビュー手順へ切り替えた記録です。実際に動くスクリプトと、実リポジトリで見つかった見落としを添えています。
フックの待ち方が 2.6.0 で変わりました。終わらないターンを切り分ける手順
エージェントのターンが終わらないとき、原因がモデルではなく自分の書いたフックにあることがあります。IDE 2.6.0 で変わった打ち切りの扱いを確認し、止まり得るフックを洗い出す監査スクリプトと、フック側に打ち切りを持たせる書き方をまとめました。
非対話実行でターン境界を守る — コマンド分類テーブルと fail-closed ゲートの実装メモ
使用量を記録するはずの定期ジョブが、実行のたびにモデルを呼んでいました。ターンを開始するコマンドとしないコマンドを分類表にして、未分類を実行させないゲートを実装し、実運用のスクリプトを走査して測った記録です。
弾かれるフックより、弾かれないフックのほうが高くつく — matcher 到達可能性を静的に測る
実行され得ないフック設定が読み込み時に拒否されるようになりました。ところが自分の設定を 21 個のツール名へ総当たりで突き合わせると、問題は拒否されなかった側に集まっていました。matcher の到達可能性を静的に検査するスクリプトと、過剰一致の実コストの実測です。
変更したファイルからテストを選ばせたら、9 割が「該当なし」でした — import グラフで届く範囲を 3 リポジトリで測る
変更ファイル起点でテストを選ばせたところ、9割の変更で対象が0本になりました。import グラフの到達範囲を3つのリポジトリで実測し、バレルファイルが経路を広げる問題や、選択契約を組み直すまでの過程を、実測データを添えた記録としてまとめています。
サーバーごとに秒数を書く前に測ったこと — MCP の接続と呼び出しは 486 倍違っていました
2.4.3 で MCP サーバーごとにタイムアウトの秒数を指定できるようになりました。何秒が妥当かを決めるために stdio サーバーを自作して境界別に実測し、単一の値では覆えない理由と、いま設定に書いている値の決め方をまとめます。