AGENTS.md を厚くするほどルールが守られなくなった — 遵守率を計測して指示を削るまで
AGENTS.md に書いたルールが守られない。衝突でも読み込み失敗でもなく、単に無視されていました。ルールを検証可能な述語に分解し、遵守率を継続計測して指示を削るまでの運用記録です。
エージェントのコミットに余計なファイルが混ざる問題を、ステージング範囲とメッセージ規約で断つ
エージェントに任せたコミットに .bak やキャッシュが紛れ込み、メッセージが「Fix」だけになる。ステージング範囲の許可リストとプリフライト、埋めるだけのメッセージ規約でこの事故を止めます。
文脈をどこに置くか — 永続・タスク単位・その場、3つの層で使い分ける
Antigravity 2.0 の /btw で作業の途中に文脈を差し込めるようになりました。ただ、何を永続ルールに、何をタスク指示に、何をその場の一言に置くかを分けないと、エージェントの精度はむしろ落ちます。3層の使い分けを設計します。
エージェントが実ブラウザで自己デバッグするとき、証跡と承認をどこに置くか
Antigravity 2.0 はビルド中に実際の Chrome を起動し、ボタン操作やスクリーンショットで自己修復します。速さは魅力ですが、そのまま本番に出すのは危険です。証跡の残し方と承認境界の引き方を設計します。
組み込み Guide スキルは助言にすぎない — Antigravity の出力を機械的に弾くゲートを併設する
v2.2.1 の組み込み Guide スキルはエージェントの遵守率を引き上げますが、確率的な助言である点は変わりません。残った違反を確実に止める決定論的な検証ゲートの設計を、動くコードと実測値で示します。
Antigravity の計画を、承認する前に削る
Planning モードが出してきた実行プランを、丸ごと承認するのではなく、危険なステップだけ削ってから渡す。部分編集という運用を、個人開発の現場目線で整理しました。
入れ子になったAGENTS.mdの優先順位 — 複数プロジェクトを一つのワークスペースで束ねる合流設計
一つのワークスペースに複数のプロジェクトを置き、それぞれにAGENTS.mdを持たせると、エージェントはどの指示に従うのか曖昧になります。ルートと各プロジェクトの指示が静かに衝突し、片方だけが効いたり両方が混ざったりします。「近いほど強い」を基本則に、上書きと追記を区別して合流させる設計を、動くPython実装と運用の所感つきでまとめました。
今週のAntigravity Lab: エージェントに「どこまで任せるか」を決めるための5本
タスクは「15分でレビューできる単位」で切る、依存更新はリスク階層で任せる、移行の実例で確かめる。今週公開した記事から、エージェントへの任せ方を考える5本を編集後記つきで選びました。
Antigravity エージェントのプロンプトキャッシュとコンテキスト戦略 — 長期運用で月額APIコストを6〜8割削る実装パターン
長く回し続けるエージェントほど、月末の請求は地味に効いてきます。個人開発で5,000万DL規模のアプリ事業を回しながらAdMob収益と並走させてみたところ、プロンプトキャッシュとコンテキスト戦略の組み合わせで API 費用を 6〜8 割削減できた実装の手応えがありました。本番運用で実際に使っているキャッシュ階層・コンテキスト圧縮・TTL 設計を、コードと数値でまとめました。
Antigravity エージェントの月額コストが読めなくなる前に — 個人開発者のための試算と削減プレイブック
気付くと月額が桁違いに膨らんでいる、というのがエージェント運用で最初に踏む大きな罠です。個人開発者として実際に試算と削減を繰り返してきた経験から、コストが暴れ出す前にやっておきたい設計と、月次の見直しサイクルを具体的な数字とコードで共有します。