@ 取り込みで規約ファイルを分けたとき、何が減って何が減らないか
Antigravity 2.11.0 の @path/to/file 取り込みで規約ファイルを分割し、実際のリポジトリ群で分割前後を計測しました。保守量は62%減った一方、1セッションの読み込み量は1.7%しか減りません。解決基準の取り違えが欠落として現れる仕組みと、その検出コードまで。
ビルドが通ったことは、pbxproj の編集が正しかった証明になりません
エージェントに project.pbxproj を編集させると、ビルドは緑のままリソースやスクリプトだけが静かに外れます。構造で確かめる4つの検査と、1,200ファイル規模でも0.1秒で終わる監査スクリプトを、iOS アプリの実運用の側からまとめます。
同じ履歴を読むのに 38 秒と 0.4 秒 — 読み取り専用になった .git をエージェントへどう渡すか
Antigravity CLI 1.1.10 でサンドボックスから .git を読み取り専用で参照できるようになりました。履歴要約を毎セッション渡すための実装を2通り書いて実測し、約100倍の速度差とその原因、shallow clone で集計が静かに壊れる問題への対処をまとめます。
同じ agent.md を別のリポジトリへ置いたら、静かに別の仕事をしていました — 移植先で能力契約を解決してから走らせる
CLI 1.1.6 で agent.md をファイルとして持ち回れるようになりました。同じ定義を8つのリポジトリへ置き、走らせる前に前提が揃っているかを解決する仕組みを実装し、素朴な確認器との差を実測しています。
Antigravity CLI の /effort をタスク種別で振り分ける — 6週間の実測と、効かなかった領域
Antigravity CLI v1.1.5 で加わった /effort を、タスク種別ごとに自動で振り分ける仕組みを作り、6週間分の実行ログを集計しました。効いた領域と、上げるほど結果が悪くなった領域を実測値とともに整理しています。
何本作ったかを指標にするのをやめた — 生成エージェントに「棄権」という結果を持たせる設計
バックグラウンドで走る生成エージェントの合否を『作った数』で測ると、品質ゲートは静かに緩んでいきます。ACCEPT / ABSTAIN / REJECT の三値と、棄権を成功として数えるSLO設計を、実運用のコードと実測とともに整理します。
エージェントに任せるコード検索を契約として書く — /codesearch の正規表現既定を実測で読み直す
Antigravity CLI 1.1.3 の /codesearch はクエリを既定で正規表現として解釈します。979本のMDXを抱えるリポジトリで正規表現とリテラルの差を実測し、過剰ヒット・4.5MBの出力・静かなずれを避けるクエリ設計をまとめました。
AGENTS.md を一行直したら挙動が崩れた — 指示そのものを回帰テストする仕組み
エージェントに渡す指示(AGENTS.md やスキル文)を直すたびに、別のタスクが静かに壊れます。コードでなく指示を被験体にした回帰ハーネスを、固定タスク集と決定的アサーションで実装し、無人運用に組み込むまでを示します。
IDE で組んだ作業をチャット型エージェントに渡す — 2アプリ分離後の文脈受け渡しをファイルで固定する
Antigravity 2.0 が IDE とチャット型エージェントの2アプリに分かれてから、片方で積み上げた文脈がもう片方に引き継がれません。会話履歴に頼らず、リポジトリ内の1ファイルを真実源にして受け渡す設計を、スキーマ・更新スクリプト・Guide スキルでの固定・検証まで含めてまとめます。
部分文字列検索が速くなった後で、エージェントの探索の組み方を見直す
部分文字列検索が高速化された 6/26 更新を機に、エージェントの探索手順を組み直しました。grep 先行・意味検索は仕上げという配分、AGENTS.md に載せる既定手順、検索結果を鵜呑みにさせない足場、常駐タスクへの組み込みを2万ファイル規模で検証します。
Xcode 27 のエージェント機能と Antigravity を併用する — iOS 開発の作業境界を設計する
Xcode 27 がエージェント型コーディングを取り込んだことで、iOS 開発はツールが二つ重なる状態になりました。source of truth を一つに保ち、仕様・実装・検証の3層で作業を分けるための実践的な設計をまとめます。
Antigravity のエージェントを「完了の自己申告」から卒業させる — 完了契約と外部検証の実装メモ
Antigravity のエージェントが「完了しました」と報告したのに未完了だった事故を、完了判定をコードへ外部化する設計で潰してきました。完了契約・3層の自動検証・無人実行での扱い・CI 統合までを実装で示します。