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◉ Antigravity 基本/2026-06-24中級

Antigravity 2.0・CLI・IDE・SDK — 4つのサーフェスを実プロジェクトで束ねる

Antigravity 2.0(デスクトップ)・CLI・IDE・SDK の4つの入り口を、選び方の基準だけでなく、1つのプロジェクトの中で実際にどう束ねて回すかまで掘り下げます。ヘッドレス実行を自動化に組み込むコード例と、コストと移行の落とし穴も添えました。

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✦ プレミアム記事

Antigravity を触りはじめて最初に戸惑うのは、機能の難しさよりも入り口の多さかもしれません。デスクトップアプリ、ターミナル、エディタ、そして Python ライブラリ。同じ「Antigravity」という名前でも、入り口が4つあると「自分はどれを開けばいいのか」で手が止まります。

私自身、個人開発で Dolice Labs という4つのAI技術ブログを並行運営していて、記事の下調べやコード検証に Antigravity を日常的に使っています。その中で気づいたのは、4つを「どれか一つに決める」のではなく、1つの案件の中で段階ごとに持ち替えると、いちばん取りこぼしが減るということでした。

以下では、選び方の基準を示したうえで、実際のプロジェクトで4つをどう束ねるか、ヘッドレス実行を自動化にどう組み込むか、そしてコストと移行でつまずかないための勘所までをまとめます。

4つは「同じエンジン・違う入り口」と捉える

最初に押さえておきたいのは、4つのサーフェスが見た目こそ違っても、内部では同じエージェントハーネスの上で動いているという点です。Google Cloud の公式解説でも、どのサーフェスを選んでもプラグインやスキルといった仕組みは共通でサポートされる、と明記されています(Choosing your surface: Antigravity 2.0, CLI, IDE, or SDK)。

つまり「どれが高機能か」で悩む必要はほとんどありません。コアのロジックは共有されているので、違うのはあくまで操作感と、どの作業に手が届きやすいかという接点の部分です。能力で劣る入り口を引かされるわけではない、というのが安心できるところでした。

サーフェスインターフェースいちばん効く場面向かない場面
Antigravity 2.0デスクトップアプリ複数タスクを同時に走らせて見張るSSH 越し・CI の中
Antigravity CLIターミナル(TUI)コマンドライン中心・ヘッドレス実行差分を目で細かく追う作業
Antigravity IDEデスクトップアプリコードを直接見ながら1行ずつ承認大量の並行タスクの監視
Antigravity SDKPython コード自分専用のエージェントを組む単発の手作業

Antigravity 2.0 — 並行作業を見渡したいとき

公式が「デフォルトのおすすめ」として挙げているのが Antigravity 2.0 です。スタンドアロンのデスクトップアプリで、メインの作業をブロックせずに複数のタスクを同時に動かせるよう設計されています。動的サブエージェントが複数タスクを並行して進める構成になっており、繰り返し作業の分担に向いています。

私の使い方でいうと、片方のプロジェクトでコードの品質チェックを走らせながら、別の画面で古くなった依存パッケージの洗い出しを進める、といった並行運用に向いています。コード品質の点検や古いパッケージの検出を定期実行するようスケジュール設定もできるので、「気づいたら裏で回っていた」という状態を作りやすいのが魅力でした。ひとりで複数の案件を抱える個人開発者には、この同時実行のしやすさがそのまま時間の節約になります。

一方で、SSH 越しの操作や CI パイプラインの中では、画面を持つアプリは素直に収まりません。そこは次の CLI の担当です。

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この記事で得られること
✦4つのサーフェスを「1つのプロジェクトの段階ごと」に割り当てる具体的な運用マップ
✦CLI のヘッドレス実行を Python から呼び出し、放置運用に組み込む実装パターン
✦AI Pro と AI Ultra の利用枠の差、2.0 移行で環境を壊さないためのバージョン固定の勘所
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