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Antigravity 基本/2026-06-24中級

Antigravity 4サーフェスを1案件で組み合わせる — SDKで自作エージェントを動かすまで

Antigravity 2.0・CLI・IDE・SDK を1つの案件の中でどう使い分け、どう橋渡しするか。設計の発散から本番の収束、そして Python SDK で小さなカスタムエージェントを動かすところまでを、実際の運用フローに沿って実装込みで解説します。

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プレミアム記事

前編では Antigravity の4つのサーフェスを「どんなときにどれを選ぶか」という観点で整理しました。実際のプロジェクトでは、4つのどれか一つに決め打ちするより、フェーズごとに入り口を切り替えるほうがずっと滑らかに進みます。ここでは私が個人開発で回している組み合わせ方を、SDK の実装まで含めて具体的にお見せします。

題材は、Dolice Labs のブログ記事の下調べと、それに付随するコード検証を半自動化するという、ありふれた個人開発の一場面です。派手な構成ではありませんが、4つのサーフェスがそれぞれの持ち場で噛み合う様子が見えやすいと思います。

1案件を4フェーズに分けて入り口を割り当てる

最初にやるのは、作業を「性質の違うフェーズ」に割ることです。私は次の4分割を基本形にしています。

  1. 発散フェーズ — 何を作るか・何を調べるかを広げる。Antigravity 2.0 で複数の調査タスクを並行に投げる。
  2. 収束フェーズ — コードを実際に書いて整える。IDE で1行ずつ承認しながら固める。
  3. 運用フェーズ — サーバー上で動作を確かめる。CLI でヘッドレスに実行する。
  4. 自動化フェーズ — 繰り返す定型を自分のエージェントに委ねる。SDK で組む。

このフェーズ分けが効くのは、各サーフェスの強みと作業の要求がきれいに対応するからです。発散には同時実行、収束には目視レビュー、運用にはヘッドレス、自動化にはコード化。同じハーネスの上で動くので、フェーズをまたいでも前提を作り直す必要がほとんどありません。

発散と収束の橋渡しで気をつけること

2.0 で広げた調査結果を IDE での実装へ持ち込むとき、間に一手間を挟むと事故が減ります。私は「2.0 側で出た結論を、リポジトリの NOTES.md に短く書き出してから IDE を開く」という運用にしています。

これは、並行で走らせた複数タスクの結論が頭の中だけにあると、IDE フェーズで「さっきどっちに決めたか」を取りこぼすからです。実際、これを横着して何度かやり直しになりました。発散の成果物を一度テキストに落とすという地味な一手が、収束フェーズの手戻りをいちばん減らしてくれます。

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この記事で得られること
1案件を4フェーズに分け、発散は2.0、収束はIDE、運用はCLI、自動化はSDKと役割で割り当てる設計図
Antigravity SDK(Python)でローカルエージェントを起動し、リポジトリ走査タスクを実行する最小コード
非同期エージェントを安全に止めるための例外処理と、本番デプロイ時に踏みやすい3つの落とし穴と回避策
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