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Antigravity 基本/2026-04-26初級

Antigravity の表示言語を日本語に切り替える設定ガイド — UI と AI 応答の言語を分けて整える

Antigravity を日本語環境で快適に使うための設定ガイドです。UI の表示言語、AI 応答の言語、コードコメントの言語をそれぞれ独立して設定する方法と、よくある引っかかりポイントを丁寧に整理します。

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import { Callout } from '@/components/ui/callout';

Antigravity をインストールして開いてみると、メニューやエラーメッセージがすべて英語で表示されます。「日本語にしたい」と思ったときに、設定パネルのどこを開けばよいのかが意外と分かりにくいので、ここではその手順を丁寧に整理します。

ポイントは、Antigravity の言語設定が 3つの独立したレイヤー に分かれていることです。UI(メニュー・エラー表示)、AI エージェントの応答言語、コードコメントの言語、それぞれを別々に切り替えられます。これを知らないと「UIだけ英語のまま」のような中途半端な状態になりやすいので、3つを順番に整えていきます。

レイヤー1: UI 表示言語を日本語に切り替える

メニュー・通知・設定画面を日本語にする手順です。

  1. Antigravity を起動し、画面下部のステータスバーから歯車アイコン(または Ctrl+, / Cmd+,)で設定を開く
  2. 検索ボックスに display language または 表示言語 と入力
  3. Display Language日本語 (ja) に変更
  4. 「再起動して反映」のプロンプトが出るので、Restart を押す

再起動後、メニューバーが日本語化されているはずです。もし反映されない場合は、Antigravity を完全に終了して(バックグラウンドプロセスも含めて)から再起動すると確実です。

ℹ️
コマンドパレット(`Ctrl+Shift+P` / `Cmd+Shift+P`)から `Configure Display Language` を実行する方法でも切り替えられます。日本語パッケージが未インストールの場合は、自動的にダウンロードが始まります。

レイヤー2: AI エージェントの応答言語を日本語にする

UI が日本語になっても、AI に質問すると英語で答えが返ってくることがあります。これは AI 応答の言語設定が別になっているためです。

設定方法は2つあります。

方法A: グローバル設定で固定する

設定 → AI Assistant → Default Response Language を Japanese に変更します。これで以後すべての応答が日本語になります。

方法B: プロジェクトの agents.md で指示する

プロジェクトルートに agents.md(または .cursorrulesAGENTS.md でも可)を置き、エージェントの基本ポリシーとして言語を明示します。

# Agent Rules
 
## Language Policy
- Always respond in Japanese (です/ます調) when communicating with the user
- Code comments should be in English unless otherwise instructed
- Error explanations should be in Japanese
- Documentation files should match the existing language of the file

私は 方法B を推奨 します。グローバル設定だと英語のプロジェクトに切り替えた時に毎回戻す必要があり、手間が増えるためです。agents.md でプロジェクトごとに宣言しておけば、自動的に正しい言語で応答してくれます。

レイヤー3: コードコメントの言語

ここが意外と重要です。AI 応答が日本語でも、生成されるコードコメントが英語だったり、その逆だったりするとチームの規約から外れます。

agents.md に明示的なルールを書きましょう。

## Code Comments
- 日本人開発者のみのプロジェクト: コメントも日本語で
- 国際チームのプロジェクト: コメントは英語で統一
- OSSとして公開予定のコード: 必ず英語で

私の運営している Dolice Labs シリーズでは、4つのサイトすべてで「UIは日英対応、コードコメントは英語、AIの説明文は日本語」というポリシーで統一しています。これはグローバルな読者に対して開きつつ、執筆と運用は日本語で進めるというバランス設計です。

よくある引っかかりポイント

切り替え時に詰まりやすい所をまとめます。

「日本語パッケージのダウンロードに失敗しました」が出る

これは企業ネットワーク内で TLS インターセプトが入っているケースが多いです。次の環境変数を設定してから再起動すると通ります。

export NODE_EXTRA_CA_CERTS=/path/to/your/corporate-ca-bundle.pem

社内 CA バンドルのパスは IT 部門に問い合わせてください。

UI は日本語になったが、コマンドパレットだけ英語のまま

これは内部のキャッシュが残っている状態です。%APPDATA%/Antigravity/Cache(Windows)または ~/Library/Caches/com.google.Antigravity(macOS)を削除してから再起動すると解消します。

AI 応答が時々英語に戻る

agents.md の指示が効いていない可能性があります。エージェントを開いた直後に「日本語で応答してください」と一度明示すると、そのセッション中は確実に日本語になります。長時間のセッションでは、コンテキストの末尾から agents.md の内容が押し出されることがあるので、定期的に思い出させると安定します。

キーボードショートカットが英語版と異なる

日本語版にすると、一部のショートカットが日本語キーボード向けに変わります。慣れたショートカットが効かなくなった場合は、設定 → Keyboard Shortcuts で個別に上書きできます。

言語設定の「黄金パターン」

私が実際に運用している設定は次のとおりです。これは「日本人個人開発者が、世界向けにプロダクトを作る」というシナリオを想定しています。

# 推奨設定
UI Language:           日本語 (ja)
AI Response Language:  日本語(プロジェクト agents.md で明示)
Code Comments:         英語(OSS公開を想定)
Documentation:         日英両方(記事は日英セット必須)
Commit Messages:       英語
PR/Issue:              英語

この組み合わせにすると、開発作業のストレスが最小化され、かつ国際的な配布も自然にできます。日本語UIで快適に作業しつつ、成果物は世界展開しやすい状態が両立します。

次のアクション

まずは UI 言語の切り替え(レイヤー1)から試してみてください。それだけでも体感が大きく変わります。慣れてきたら agents.md を作って、プロジェクトごとの言語ポリシーを明文化していくと、複数プロジェクトを並行運用するときのブレがなくなります。

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