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Antigravity 基本/2026-06-18中級

同じ仕事を、デスクトップ・CLI・SDK・Managed Agents のどれで動かすか

Antigravity 2.0 はデスクトップ・CLI・SDK・Managed Agents API という複数の面を持ちます。同じタスクをどの面で動かすべきか。仕事の性質から利用面を選ぶ判断軸を設計します。

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Antigravity 2.0 が単体のエディタから 5 つの面を持つ基盤へ姿を変えてから、いちばん最初に迷ったのは新機能の使い方ではなく、「この仕事をどの面で動かすのが正しいのか」という問いでした。デスクトップで対話しながらやるのか、CLI で叩くのか、SDK でアプリに組み込むのか、Managed Agents API でクラウドに投げるのか。同じ「コンポーネントを直す」という作業でも、文脈によって正解の面が変わります。

私自身が個人開発で 4 つのサイトを並行運用するなかで、最初はすべてデスクトップで済ませようとして手が回らなくなりました。面を仕事の性質で選び分けるようになって、ようやく落ち着いたのです。ここでは、その選び方を判断軸として整理します。

まず 4 つの面の素の性格を押さえる

エンタープライズ Cloud を除くと、個人開発で触れるのは次の 4 面です。それぞれ得意な仕事の形が違います。

素の性格最も向く仕事
デスクトップ対話的・並行エージェントを目で監督探索しながら作る・判断が要る作業
CLI非対話・スクリプトに組み込める定型処理・CI・夜間バッチ
SDK自前アプリにエージェントを内蔵プロダクトの機能としての常駐処理
Managed Agents API隔離環境を単一呼び出しで起動重い・危ない・隔離したい処理

ここで大事なのは、これらが「優劣」ではなく「向き不向き」だという点です。デスクトップが上位で API が下位、ではありません。仕事の性質に当てると、自然に向く面が決まります。

4 つの軸で仕事を測る

面を選ぶとき、私は仕事を次の 4 軸で測っています。

対話性

人の判断が途中で要るか。要るならデスクトップ。完全に手順が決まっているなら CLer や API へ寄せられます。「やりながら方針が変わる」作業を無理に自動化すると、結局やり直しが増えます。

スケジュール

決まった時刻に無人で動かしたいか。そうなら CLI を cron に載せるか、SDK のスケジュール実行を使います。デスクトップは人が前にいる前提なので、無人運用には向きません。

隔離

失敗したときの被害を閉じ込めたいか。信頼できない入力を扱う、破壊的な操作を試す、といった仕事は Managed Agents API の隔離環境に逃がします。手元のワークスペースで走らせる必要はありません。

統合深度

その処理を自分のプロダクトの一部として常駐させたいか。ユーザー操作に応じてエージェントが動く機能を作るなら SDK 一択です。CLI やデスクトップでは製品には組み込めません。

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この記事で得られること
対話性・スケジュール・隔離・統合深度の4軸で利用面を選ぶ判断フレーム
タスクの性質から面を返す小さなルータの実装と、CLI・SDK の最小起動例
個人開発で4面を併用して見えた、面をまたぐときの落とし穴と私の選び方
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