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Antigravity 基本/2026-06-14上級

Antigravity 2.0 の並列エージェントでクォータを使い切らない予算設計

Antigravity 2.0 で複数エージェントを同時に走らせると、午後にはクォータが尽きて肝心の作業ができなくなります。AI Pro と Ultra の損益分岐、エージェント1本あたりの消費を実測し、上限に当たらないための予算配分ルールを設計します。

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午後3時にクォータが尽きるという問題

Antigravity 2.0 を本格的に使い始めて最初にぶつかったのは、性能でも精度でもなく「午後になると急にエージェントが動かなくなる」という壁でした。朝のうちに複数のエージェントへ調査・リファクタ・テスト生成をまとめて投げると、気持ちよく進むのですが、肝心の本実装に取りかかる午後には上限に達していて、一番大事な作業が翌日に持ち越しになってしまう。

クォータ(利用上限)の表示が 2.0 では明示されていないため、自分が今どれだけ使ったのかが見えません。これは複数のアプリと4つのブログを個人開発で並行運用している私自身にとって、想像以上に運用設計の問題でした。ここでは、エージェント1本あたりの消費を実測し、上限に当たらないための予算配分を「設計」として組み立てていきます。私自身が App Store と Google Play で個人開発を続けるなかで較正してきた運用です。


まず「重いタスク」と「軽いタスク」を分けて数える

クォータ管理の第一歩は、すべてのエージェント実行を一律に数えないことです。Antigravity のエージェント実行は、内部で何度もモデルを呼び、ツールを使い、長いコンテキストを読み込みます。同じ「1回の実行」でも、消費量は10倍以上ばらつきます。

私は実行を3階層に分けて管理しています。

消費階層の分類

  • 重量級(heavy): コードベース全体を読んで設計判断するタスク、マルチファイルのリファクタ、長い調査。1本で大きく消費します。
  • 中量級(medium): 単一機能の実装、テスト生成、限定的なデバッグ。
  • 軽量級(light): 1ファイルの修正、コミットメッセージ生成、短い質問。

この分類をエージェントに投げる前に自分で付けておくだけで、「今日はもう重量級を2本走らせたから、午後は中量級までに抑えよう」という判断ができるようになります。感覚ではなく数えることが、上限管理の出発点です。


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この記事で得られること
並列エージェント1本あたりの概算消費を見積もる計算式と、午前に使い切らないための時間帯別バジェット表
AI Pro(月20ドル)と AI Ultra(月100ドル)の損益分岐を「1日に走らせる重いタスク本数」から逆算する判断基準
クォータが見えない 2.0 で、自前のローカルカウンタを使って残量を推定し続ける運用スクリプト
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