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Editor View/2026-09-10中級

日英で本数が合っていても、コードブロックは 148 ペアでずれていました

日本語版と英語版のファイル数が 1,057 対 1,057 で揃っていても、本文の構造までは揃っていませんでした。コードブロックと H2 の個数を数え直して出たずれ、文字数比では捕まえられなかった理由、40 行の検査スクリプトを書き残します。

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英語版のページを開いたのは、読んでくださった方から一行だけの知らせが届いた朝でした。手順のところにコードが見当たりません、という内容です。

日本語版を開くと、コードブロックが 25 個並んでおりました。英語版には、ひとつもありませんでした。

本数は合っておりました。日本語 1,057 本に対して英語 1,057 本。私が push の前に毎回数えていたのは、この数字です。片方の言語だけが欠けると言語切り替えで 404 が出ますので、そこには門番を置いてありました。

けれど、その門番が見ていたのはファイルの数でした。揃っていたのはファイルの数だけで、中身の数ではありませんでした。

一本ずつ目視するには 1,057 ペアは多すぎます。そこで、翻訳しても増減しないはずのものだけを数え直しました。以下はその記録です。

数え直したのは、ファイルではなく中身です

数える対象は、言語が変わっても個数が変わらないはずのものに絞りました。コードブロック(フェンスで囲まれた塊)、H2 見出し、HTML テーブル、記事内リンク、そして frontmatter のいくつかのキーです。文章そのものは比べておりません。翻訳された文章は当然ちがう形をしているからです。

結果はこうなりました。

数えたものずれていたペア全 1,057 ペアに占める割合
ファイルの有無(英語版の欠落)00%
frontmatter の premium10.1%
frontmatter の level10.1%
frontmatter の tags の個数121.1%
frontmatter の date161.5%
HTML テーブルの個数181.7%
記事内リンクの本数302.8%
コードブロックの個数14814.0%
H2 見出しの個数19618.5%

コードをまったく含まないペアが 49 組ありますので、コードのある 1,008 ペアに限れば、コードブロックのずれは 14.7% になります。七本に一本です。

見て手が止まったのは、上の三行と下の二行の落差でした。私が門番を置いていた場所——premiumlevel——のずれは、1,057 ペア中わずか 2 件です。門番が働いていない本文側で、196 件ずれておりました。

検査は、通っている場所ばかりを見張ります。通っていない場所は、通っていないことにさえ気づけません。

英語版だけコードが消えていた四本

いちばん重い症状から拾いました。日本語版にコードブロックがあって、英語版がゼロになっているペアです。四本ありました。

日本語版のコードブロック英語版本文の文字数(日→英)
25 個0 個10,708 → 6,944
23 個0 個7,980 → 5,025
16 個0 個14,772 → 2,926
1 個0 個2,592 → 4,912

上の三本は、手順を追いに来た読者にとっては本文がまるごと役に立ちません。四本目は逆に英語版のほうが長く、それでもコードだけが落ちておりました。

もう一本、22 個から 3 個へ減っていたペアもありました。ゼロではないぶん、一覧では健全に見えます。こういう半端な欠けが、いちばん長く残ります。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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日英ペアを「本数が揃っているか」ではなく「構造が揃っているか」で見張る基準を、自分のリポジトリの実測値から決められるようになります
文字数比での監視に手を出す前に、それが自分の言語ペアでは働かない理由を判断でき、警告に埋もれる数週間を避けられます
1,057 ペアを数え直して出た 148 件のずれのうち、読者に実害が出ている数本をどう先に拾うか、順番のつけ方が分かるようになります
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