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アプリ開発/2026-06-21中級

審査ガイドラインのPDFをエージェントに読ませて、アプリごとのリリース前チェックリストを作る

Antigravity v2.1.4 のPDF添付を使い、App Store と Play の審査ガイドラインをエージェントに文脈として読ませ、アプリの機能に紐づくリリース前チェックリストへ落とし込む手順をまとめました。

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審査リジェクトの通知が届くのは、たいてい申請ボタンを押して数日経った後でした。理由を読むと、ガイドラインのどこかには確かに書いてある条項で、見落としていただけ。けれど公式ガイドラインは長く、アプリを更新するたびに全文を読み直すのは現実的ではありません。私自身、壁紙や癒し系のアプリを複数並行で運用していると、この「読み直しの負担」が更新の足かせになっていました。

Antigravity v2.1.4 で Gemini モデルへ PDF を添付できるようになったことで、この負担の一部を手放せるようになりました。ここでは、審査ガイドラインの PDF をエージェントに文脈として読ませ、自分のアプリに紐づいた確認項目へ落とし込む流れを、個人開発で実際に使っている手順のままお伝えします。

PDF添付がリリース作業に効く理由

これまでも、ガイドラインの文章をコピーして貼り付ければエージェントに読ませることはできました。ただ、Apple の App Review Guidelines も Google Play のポリシーも、章立てや表が多く、テキストとして貼ると構造が崩れます。条項番号と本文の対応が失われると、エージェントの回答が「それらしいけれど根拠が辿れない」ものになりがちでした。

v2.1.4 の PDF 添付は、ドラッグ&ドロップ、または Add Context メニューから読み込めます。元の章立てを保ったまま渡せるため、「3.1.1 はどの機能に関係しますか」といった条項単位の問いに、根拠を添えて答えさせやすくなりました。

渡し方向いている場面注意点
テキスト貼り付け条項を1〜2件だけ確認したいとき表や階層が崩れる
PDF添付(ドラッグ&ドロップ)ガイドライン全体を文脈に置きたいときファイルが長いと後半の精度が落ちる
Add Context メニュー複数ファイルを並べて参照したいとき関係ないファイルを混ぜない

手順:ガイドラインからアプリ固有のチェックリストへ

ガイドラインをそのまま要約させても、出てくるのは一般論です。価値が出るのは「自分のアプリの機能」と「条項」を突き合わせたときです。私は次の3ステップで進めています。

  1. 対象アプリの機能を箇条書きにした短いメモを用意する
  2. 審査ガイドラインの PDF を添付し、その機能メモと一緒にエージェントへ渡す
  3. 出力形式まで指定したプロンプトで、機能と条項のひも付けを依頼する

まず、対象アプリの機能を箇条書きにした短いメモを用意します。たとえば壁紙アプリなら、リワード広告、サブスクリプション、画像の保存、ユーザー投稿の有無、といった粒度です。次に、審査ガイドラインの PDF を添付し、この機能メモと一緒にエージェントへ渡します。

プロンプトは、出力形式まで指定するのが要点です。

添付したPDFは App Store の審査ガイドラインです。
以下は私のアプリの機能一覧です。
 
- リワード広告(AdMob)
- 月額サブスクリプション(自動更新)
- 壁紙画像のカメラロールへの保存
- ユーザー投稿機能はなし
 
各機能について、関係する可能性が高いガイドライン条項を
「条項番号 / 要点 / 私のアプリで確認すべきこと」の3列で挙げてください。
条項番号は必ずPDF本文から引用し、推測の場合はその旨を明記してください。
該当が薄いものは無理に挙げないでください。

「条項番号は必ず PDF 本文から引用」と縛ることで、根拠の辿れない回答を減らせます。「推測ならそう書く」と添えると、エージェントが断定を避けてくれるようになります。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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この記事で得られること
v2.1.4 のPDF添付で審査ガイドラインを文脈として読ませ、アプリ機能ごとの確認項目に落とす具体手順
長いPDFでも精度を保つための分割・該当条項の引用要求・構造化出力のプロンプト設計
AIの解釈を鵜呑みにしないための検証ステップと、複数アプリで再利用できるチェックリスト運用
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