消えたのは中身ではなく作業ディレクトリでした — 無人で走る破壊操作を fail-closed に組み直す
無人で走らせていた掃除処理が、掃除対象の中身ではなく作業ディレクトリそのものを消しました。mkdir -p が安全弁にならなかった理由と、取得失敗を既定値で埋める書き方が破壊側の分岐を選んでいた経緯を、実際の検証出力とともに整理します。
Antigravity CLI の継承設定は description の重なりを見てから決めています
CLI 1.1.14 で markdown 定義エージェントの継承が inheritCustomizations 一本にまとまりました。手元の 47 本のスキルを実際に棚卸しして、継承を有効にするかどうかをコンテキスト量ではなく description の重なりで決めるまでの記録です。
Antigravity の既定モデルが入れ替わっても壊れないのは、出力を先に狭めてある仕事です
Gemini 3.7 Flash が Antigravity のエージェント既定モデルになりました。設定を触っていない箇所ほど静かに影響を受けます。既定に依存している場所を機械的に洗い出し、乗せる仕事と据え置く仕事を出力の自由度で切り分ける手順を、3つの検査スクリプトとともに記します。
壁紙アプリの30カテゴリ分類で、エージェントに選ばせる範囲をどこまで狭めるか
画像を見せて30個のカテゴリから選ばせる分類バッチは、定義を1つ足すだけで全件やり直しになります。エージェントには閉じた語彙のタグだけを出させ、カテゴリは決定的な規則で写像する設計へ切り替えた判断と実装を共有します。
「Compose ファースト」の後で、View の画面をどの順に移すか — 画面数ではなく変更頻度で決める
Google が Android 開発を Compose ファーストと表明しました。View ベースの画面をどの順で移すかを、画面数ではなく git の変更履歴から決める判断軸と、実際に動かしたスコアリングスクリプトをまとめます。
ls には見えるのに、エージェントが開けない — 日本語ファイル名が macOS と Linux で別物になるとき
エージェントが「そのファイルは存在しません」と言い、ターミナルの ls には確かに写っている。三日かけて同期を疑った末に辿り着いたのは、濁点が一文字ではなかったという事実でした。検出スクリプトと三層ゲートまで残します。
エージェントへの依頼は、送信ボタンを押す前に大きさを測れる — 差し戻し率から逆算するタスク分割
Antigravity のエージェントが的外れなコードを返すとき、原因はプロンプトの文言ではなくタスクの大きさにあります。依頼文を送信前に採点する Python スコアラーを実装し、80件の依頼ログを後ろ向きに採点して差し戻し率との相関を確かめた記録です。
エージェントに任せた仕事の「やり直し率」を測る — 委譲境界を勘ではなく数字で引く
エージェントへの委譲境界を勘ではなく数字で引くために、タスク種別ごとの「やり直し率」を git 履歴から算出する方法を紹介します。信頼区間を添える理由や、委ねる・要レビュー・自分でやるを分ける決定ルール、実際に境界を引き直した記録まで扱います。
エージェント開発スタックの『既知の正常』を1枚のロックファイルで守る — 可動部が同時に動く時代の変更予算設計
IDEビルド・CLI・モデル・依存が同時に動くと、回帰の原因が特定できなくなります。既知の正常を1枚のロックファイルに固定し、一度に動かす軸を絞る変更予算の設計を、実装コードと運用ログで整理しました。
自己デバッグのエージェントに、ログイン後とペイウォール後の画面を必ず踏ませる
Antigravity 2.0 の実ブラウザ自己デバッグは、既定だと未ログインの無料表示しか見ずに合格を返します。課金導線の回帰を見逃さないため、認証済みセッションと課金状態をエージェントに注入し、到達を表明で強制する設計をまとめます。
依存パッケージの更新を月イチの苦行にしない — エージェントに任せる週次アップデートのリスク分類と検証ゲート
未更新47件を前に固まった経験から、依存パッケージ更新をエージェントに任せる週次運用へ移行しました。更新を3つのリスク帯に分ける機械化スクリプト、やらないことを先に書くプレイブック、lockfile 差分を範囲で見る検証ゲートを紹介します。
夜中に失敗した無人ランを翌朝の再発防止に変える — ポストモーテムの還流路を設計する
深夜の無人ランの失敗が数日後に形を変えて戻ってくる連鎖を断ち切るための、ポストモーテム還流路の設計です。失敗の証拠を run record として残し、5分類のタクソノミで還流先を決め、朝5分のレビューで回す集約スクリプトまで実装していきます。