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アプリ開発/2026-07-18上級

「Compose ファースト」の後で、View の画面をどの順に移すか — 画面数ではなく変更頻度で決める

Google が Android 開発を Compose ファーストと表明しました。View ベースの画面をどの順で移すかを、画面数ではなく git の変更履歴から決める判断軸と、実際に動かしたスコアリングスクリプトをまとめます。

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Google が Android 開発を「Compose ファースト」と表明したという一文を読んだとき、私が最初に思ったのは移行の手順ではなく、順番のことでした。

手元の壁紙アプリには、View ベースのまま何年も動いている画面が残っています。壊れていないので、移行はいつも「今じゃない」に押し流されてきました。私自身、その先送りを何度も選んできた側です。

ただ、新しい API とツールが Compose を軸に設計されると分かった時点で、話の性質が変わります。View 側は壊れないけれど、増築の余地が細っていく。先送りの費用は、静かに、しかし確実に積み上がっていきます。

では、どの画面から動かすのか。この記事は、その一点にだけ答えます。

「Compose ファースト」が実務で意味する一行

表明の中身を、個人開発者にとっての実害まで縮めると、こうなります。

View ベースの画面は今日から明日にかけて壊れない。ただし、これから来る機能は片側にしか来ない。

この一行が効くのは「移行するかどうか」ではなく「移行の締切がいつ来るか」の方です。締切は Google が発表するのではなく、自分が次に作りたい機能が Compose 前提の API を要求した瞬間に、自分の手元で発生します。

つまり移行の優先度は、Google の発表ではなく自分のロードマップと過去の変更履歴から出すのが筋だ、と私はこの場面では考えています。

画面数で数えると、判断できません

最初に私がやりかけたのは、View ベースの画面を数えることでした。これが役に立たないことは、実際に数えてみるとすぐ分かります。

手元の構成を再現した検証用ツリー(Activity 3・Fragment 1・DialogFragment 1・設定系 1 の計 6 画面)に対して、View への依存度だけでスコアを付けると、こうなりました。

画面View 依存度
MainActivity3
DetailFragment2
CategoryActivity2
PaywallDialog2
SettingsActivity2
AboutActivity2

6 画面のうち 5 画面が同点で並びました。依存度は「View をどれだけ使っているか」しか見ていないので、当然です。この数字からは、課金に直結する PaywallDialog と、年に一度しか開かない AboutActivity が区別できません。

区別できない指標で並べると、結局は「全部やる」か「何もしない」の二択になります。私が何年も後者を選び続けた理由が、ここにありました。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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この記事で得られること
「そのうち移行する」で止まっていた View 資産を、今週どの画面から着手するかまで具体的に決められる
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部分移行で二重管理になる3箇所を先回りして塞ぎ、段階公開の数字で撤退線を引けるようになる
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