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Tips & 活用術/2026-06-27上級

デスクトップとCLIで指示がずれる前に — エージェント手順を1つの版管理ファイルへ

Antigravity 2.0 でデスクトップ・CLI・SDK と入口が増えると、同じ作業の指示が面ごとに少しずつ食い違っていきます。個人開発で複数サイトを自動運用してきた立場から、手順を1つの版管理ファイルに集約し、各面がそれを読むだけにする設計をまとめます。

Antigravity275ワークフロー設計3バージョン管理自動運用6

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同じ記事生成の手順なのに、デスクトップで動かしたときと CLI で動かしたときで、出来上がりが微妙に違うことに気づいた時期がありました。原因をたどると、品質ゲートの順番をある日デスクトップ側だけ直していて、CLI 側には古い順番が残っていました。どちらも「正しい手順」のつもりで動いていたのに、正しさの中身が食い違っていたのです。

Antigravity 2.0 でデスクトップアプリ・CLI・SDK と入口が増えたいま、この食い違いは放っておくと必ず広がります。面が増えるほど、同じ作業の指示を置く場所も増え、片方だけ直して片方を直し忘れる事故が起きやすくなります。ここでは、手順を面ごとに持たせず、1つの版管理されたファイルへ集約する設計を書きます。

手順が「散らばっている」状態を疑う

最初に見直すべきは、同じ作業の手順が複数の場所に書かれていないか、という点です。デスクトップの設定、CLI のスクリプト、SDK の呼び出しコードに、それぞれ似た手順が埋め込まれていたら、それはすでに散らばっています。

散らばった手順は、最初は同じ内容です。問題は時間です。運用していれば手順は必ず変わります。変えるたびに全部の場所を同じように直せる、という前提は、人がやる以上いつか崩れます。崩れた瞬間から、面ごとに違う作業が静かに走り始めます。

手順を1つのファイルに引き出す

解決の方向はシンプルです。手順そのものを各面から引きはがし、1つのファイルに書き、各面はそれを読むだけにします。指示文や品質ゲートの順番を「コード」と同じように1か所で管理する発想です。

# pipeline.yaml — 手順の唯一の正本
version: 7
steps:
  - id: draft        # 下書き生成
    prompt_ref: prompts/draft.md
  - id: gate-quality # 品質ゲート(順番もここで固定)
    run: [article_gate, templating_gate, frontmatter_integrity]
  - id: bilingual    # 日英そろえる
    require: { ja: true, en: true }
  - id: publish
    when: all_gates_passed

デスクトップも CLI も SDK も、自前で手順を持たず、この pipeline.yaml を読み込んで実行するだけにします。こうすると、手順を変えたいときに直す場所が1か所に決まります。順番を入れ替えたいなら steps を編集すればよく、その変更がすべての面に同時に効きます。

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同じ作業の指示を面ごとに持たせず、1つの版管理ファイルへ集約して各面が参照するだけにする構成
手順が静かにずれていく3つの経路(その場修正・コピー増殖・面固有の例外)と、git で止める方法
私自身が4サイトの自動投稿手順を1ファイルに寄せたときの、修正反映の取りこぼしがほぼ消えた経緯
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