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Antigravity 基本/2026-03-29初級

Antigravity セットアップで詰まった時の解決ガイド

インストールが途中で止まる、初回起動でサインインが通らない、プロジェクトが作れない——Google Antigravity のセットアップでつまずきやすい場面を、症状ごとに切り分けて対処していきます。

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インストーラが途中で止まる。起動はしたのにサインインが通らない。プロジェクトを作ろうとするとエラーだけが返ってくる——Google Antigravity のセットアップは、こうした地味な壁の連続でつまずくことがあります。

症状の見た目が似ていても原因は別物です。インストール・環境・初回起動・プロジェクト作成の4段階に分けて、どこで止まっているのかを切り分けながら進めていきます。

セットアップ前の環境確認

Antigravityを始める前に、お使いのマシンが最低要件を満たしているか確認しましょう。環境チェックを済ませておくことで、後々のトラブルを防げます。

必須環境のチェック

Antigravityが正常に動作するには、以下の環境が必要です:

  • OS: macOS 11以上 / Windows 10以上 / Linux(Ubuntu 20.04以上推奨)
  • メモリ: 8GB以上(16GB推奨)
  • ストレージ: 5GB以上の空き容量
  • Node.js: v18以上(node --version で確認)
  • npm: v9以上(npm --version で確認)

ターミナルで以下を実行して、環境を確認してください:

# Node.js バージョン確認
node --version
# 出力例: v20.11.0
 
# npm バージョン確認
npm --version
# 出力例: 10.2.4
 
# ディスク容量確認(Mac/Linux)
df -h | grep "/$"
# 出力例: Filesystem  Size  Used Avail  Use% Mounted on
#         /dev/disk1 500G 300G 200G   60% /

v18以上、npm v9以上が確認できれば、セットアップを進めて問題ありません。

インストールと初期設定

Step 1: Antigravityの公式インストーラをダウンロード

公式サイト(antigravity.google

  • Windows: .exe ファイルをダウンロード(ウイルス対策ソフトで一時的にスキャンが入る場合があります)
  • Mac: Intel版 / Apple Silicon版を正しく選択(Apple Silicon = M1/M2/M3チップ)
  • Linux: .AppImage または .deb パッケージ

ダウンロード後、ファイルが破損していないか確認するため、公式サイトの「Verify integrity」セクションに従ってチェックサムを検証することをお勧めします。

Step 2: インストーラを実行

Windows:

  1. ダウンロードした .exe をダブルクリック
  2. 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されたら「はい」をクリック
  3. インストール画面が立ち上がり、デフォルト設定のまま「Next」を数回クリック
  4. インストール先を選択(デフォルトは C:\Program Files\Antigravity
  5. 「Install」をクリック

Mac:

  1. ダウンロードした .dmg ファイルをダブルクリック
  2. Finder が開き、Antigravity アイコンが表示される
  3. Antigravity アイコンを Applications フォルダにドラッグ&ドロップ
  4. 初回起動時、「"Antigravity"は開発元を検証できません」と表示されたら、システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > 「Antigravity」の横の「開く」をクリック

Linux:

# .deb パッケージの場合
sudo dpkg -i antigravity_x.x.x_amd64.deb
 
# .AppImage の場合
chmod +x Antigravity-x.x.x.AppImage
./Antigravity-x.x.x.AppImage

Step 3: 初回起動とアカウント設定

インストール後、Antigravity を起動します。初回起動時は以下の画面が表示されます:

  1. Google アカウントでログイン — Google アカウントが必要です(Gmail なども使用可)
  2. API キーの設定 — Google Cloud Project を作成し、Gemini API キーを設定(後述の FAQ を参照)
  3. エディタの初期化 — エディタの言語・テーマを選択

ここでつまずく方が多いのは API キーの設定 です。次のセクションで詳しく解説します。

よくある問題と解決方法

Q1: インストール中に「Permission Denied」エラーが出た

原因: Linux や Mac でインストールスクリプトに実行権限がない

解決方法:

# Mac/Linux: 実行権限を付与
chmod +x /path/to/antigravity_installer.sh
 
# その後、再度実行
./antigravity_installer.sh

Windows の場合、管理者権限でインストーラを実行してください(インストーラを右クリック → 「管理者として実行」)。

Q2: 初回起動時に「Gemini API キーが見つかりません」と表示される

原因: Google Cloud Project が未作成、または API キーが正しく設定されていない

解決方法:

  1. Google Cloud Console(console.cloud.google.com
  2. 左上の「プロジェクト選択」をクリック
  3. 「新規プロジェクト」をクリック
  4. プロジェクト名に「antigravity-dev」と入力、「作成」をクリック
  5. プロジェクトが作成されたら、左メニューから「API とサービス」→「認証情報」をクリック
  6. 「+ 認証情報を作成」→「API キー」をクリック
  7. 表示された API キーをコピー
  8. Antigravity に戻り、設定画面でこのキーをペースト
  9. 「保存」をクリック

API キーには以下の制限を設定することをお勧めします:

  • アプリケーションの制限: 「IP アドレス」を選択し、127.0.0.1 を追加(開発環境のみ)
  • API の制限: 「Gemini API」のみを選択

Q3: Antigravity が起動してもプロジェクトが作成できない

原因: ローカルストレージの権限不足、またはディスク容量不足

解決方法:

  1. Antigravity を一度終了
  2. 以下のフォルダを削除(キャッシュをクリア)
    • Mac: ~/Library/Application Support/Antigravity
    • Windows: %APPDATA%\Antigravity
    • Linux: ~/.config/antigravity
  3. Antigravity を再起動
  4. ディスク容量を確認(少なくとも 2GB 以上の空きが必要)

それでも失敗する場合、ターミナルで Antigravity を起動してエラーログを確認します:

# Mac/Linux の場合
/Applications/Antigravity.app/Contents/MacOS/Antigravity --log-level=debug
 
# 出力されるエラーログから原因を特定

Q4: プロジェクト作成後、エディタが真っ黒なまま読み込まれない

原因: グラフィックスドライバが古い、またはハードウェアアクセラレーションが有効になっていない

解決方法:

Antigravity の設定でハードウェアアクセラレーションを無効化してみます:

  1. Antigravity メニュー → 設定(Settings)
  2. 「パフォーマンス」セクションをスクロール
  3. 「ハードウェアアクセラレーションを有効にする」のチェックを外す
  4. Antigravity を再起動

それでも改善しない場合、グラフィックスドライバを最新に更新してください:

  • Windows: NVIDIA / AMD / Intel の公式サイトから最新ドライバをダウンロード
  • Mac: App Store から macOS を最新バージョンに更新(ドライバは自動更新)
  • Linux: ubuntu-drivers list でお使いのドライバを確認し、最新版に更新

Q5: ネットワークエラーで API 呼び出しが失敗する

原因: ファイアウォール / プロキシが Antigravity をブロック、または API レート制限に達した

解決方法:

ファイアウォール確認:

  • Windows Defender: 設定 → ファイアウォール → 許可されたアプリ → Antigravity を追加
  • Mac: システム環境設定 → セキュリティとプライバシー → ファイアウォール設定 → Antigravity を許可
  • Linux: sudo ufw allow 5000/tcp などでポートを開放

プロキシ設定:

  1. Antigravity メニュー → 設定
  2. 「ネットワーク」セクション → 「プロキシ設定」
  3. 会社のネットワークを使用している場合は、IT 部門に プロキシ URL を確認し入力

API レート制限: Google Gemini API の無料枠は 1 分あたり 60 リクエスト。超過した場合、少し待ってから再度試してください。本格的な開発には有料プランの検討をお勧めします。

Q6: Node.js バージョンが古いと言われる

原因: システムにインストールされた Node.js が v18 未満

解決方法:

nvm(Node Version Manager)を使用して、複数の Node.js バージョンを管理することをお勧めします:

# nvm をインストール(Mac/Linux)
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/master/install.sh | bash
 
# ターミナルを再起動した後
nvm install 20
nvm use 20
node --version
# 出力: v20.x.x
 
# Windows の場合:nvm-windows をインストール
# https://github.com/coreybutler/nvm-windows/releases

セットアップ完了の確認

すべてのセットアップが完了したら、以下の確認を行いましょう:

  1. Antigravity でサンプルプロジェクトを作成(テンプレートから「Todo App」など)
  2. エディタが正常に開く
  3. AI コーディング機能(Cmd+I)が動作する
  4. 簡単な関数を作成し、実行してみる(例: console.log("Hello Antigravity")

これらがすべて成功したら、Antigravity のセットアップは完全に完了です。

全体を振り返って

Antigravity のセットアップは、事前の環境確認と各ステップの丁寧な実行が重要です。本ガイドで紹介した 6 つの FAQ と解決方法をフローチャート的に確認すれば、ほぼすべての問題が解決できます。それでも問題が続く場合は、公式ドキュメント(antigravity.google

Antigravity を使った AI ペアプログラミングの旅を、楽しくスタートしましょう。さらに詳しい使い方については「Antigravity 完全ガイド 2026」も参考にしてください。

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