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Antigravity 基本/2026-03-20初級

Antigravity 2026 — AI コーディングエディタの主要機能と使いどころ

Antigravity(旧 Windsurf)とは何か?エージェント機能、エディタの使い方、AGENTS.md、MCP 連携、料金プランまで。2026年最新の情報を網羅した完全入門ガイド。

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Antigravity とは — 2026年注目の AI コーディングエディタ

Antigravity は、Codeium が開発する次世代 AI コーディングエディタです。2025年の Google 買収を経て、2026年に現在の名称にリブランドされましました。旧 Windsurf から進化を遂げ、より強力なエージェント機能と統合環境を備えています。

Antigravity の特徴はエージェント駆動の開発フローです。単なるコード補完ツールではなく、AI が自律的にファイルを編集し、複数エージェントが連携してプロジェクトを推進できます。

Windsurf から Antigravity へ

  • 2024年: Windsurf として初リリース。インラインコマンド(Cmd+K)が革新的機能として注目
  • 2025年: Google が Codeium を買収
  • 2026年: Antigravity へリブランド。マルチエージェント、MCP 統合がコア機能に

Antigravity の料金プラン — Free・Pro・Enterprise

Antigravity は以下の3段階の料金体系です。

Free プラン

  • 無料
  • Cmd+K インラインコマンド(月100回まで)
  • チャット機能(基本)
  • コード補完(制限あり)
  • ローカル AGENTS.md 対応
  • 個人開発・学習向け

Pro プラン

  • 月額 $20 / $200年間
  • Cmd+K 無制限
  • 無制限チャット
  • エージェント機能(マルチエージェント対応)
  • MCP 統合(10接続まで)
  • クラウド同期
  • プロフェッショナル向け

Enterprise プラン

  • カスタム価格
  • 全機能無制限
  • チームコラボレーション
  • 専用サポート
  • SAML/SSO 対応
  • オンプレミス対応
  • 大規模チーム・企業向け

エディタの基本操作 — Cmd+K インラインコマンド・チャット・コード補完

Antigravity のエディタは VS Code をベースとしており、習熟しやすい UI を持ちます。

Cmd+K インラインコマンド

Cmd+K(Windows: Ctrl+K)を押すと、エディタにカーソル位置の周辺コードを参照しながら AI に指示を出せます。

基本的な使い方

1. コードを選択または カーソルを配置
2. Cmd+K を押す
3. 自然言語で指示を入力
4. Enter で実行

よくある指示例

"この関数を TypeScript で型付けして"
"ここに Jest のテストを書いて"
"このコンポーネントを React Hooks で書き直して"
"このエラーハンドリングを改善して"

チャット機能

左サイドバーのチャットアイコンを開くと、ファイル・プロジェクト全体を参照しながら会話できます。複数ファイルの関係性を理解した上での提案が可能です。

コード補完

インラインで自動的にコード補完候補が表示されます。Tab キーで受け入れ、Esc で破棄します。


AIエージェント機能 — Agent Manager とマルチエージェント

Antigravity の最大の特徴はエージェント機能です。Cmd+K と異なり、エージェントはプロジェクト全体を理解し、自動的に複数ファイルを編集できます。

Agent Manager の基本

左サイドバーの「Agent」タブから、以下の操作が可能です。

  • 新規エージェント作成: 特定のタスク向けにカスタマイズ
  • エージェント選択: 複数エージェント間の切り替え
  • タスク割り当て: 自然言語でタスクを指示
  • 実行・停止: エージェントの動作制御

マルチエージェント連携

複数のエージェントが同時に動作し、相互に調整できます。例えば:

  • フロントエンドエージェント: UI コンポーネントの実装
  • バックエンドエージェント: API ロジックの実装
  • テストエージェント: テストコード自動生成
  • デプロイエージェント: ビルド・デプロイの自動化

各エージェントは AGENTS.md で定義された役割に従い、独立して動作しながら必要に応じて連携します。


AGENTS.md でプロジェクトコンテキストを設計する

AGENTS.md は、プロジェクトのエージェント定義ファイルです。このファイルにプロジェクト情報を記述すると、AI がコンテキストを正確に理解し、より精度の高い提案を行えます。

AGENTS.md の基本構造

# Project Context
 
## Overview
プロジェクト名、目的、主要な技術スタック
 
## Architecture
フォルダ構成、ファイル構造の説明
 
## Tech Stack
使用している言語、フレームワーク、ライブラリ
 
## Agents
各エージェントの役割定義
 
### Agent: Frontend Developer
- 責務: React / Next.js コンポーネント開発
- 禁止事項: バックエンド ロジック変更
- ツール: MCP Figma Dev Mode
 
### Agent: Backend Engineer
- 責務: Node.js / Express API 実装
- 禁止事項: フロントエンド UI 変更
- 接続: Supabase, PostgreSQL
 
## Knowledge Items
設計ドキュメント、API 仕様、スタイルガイド

実例:Next.js + Supabase プロジェクト

# Antigravity SaaS Platform
 
## Overview
SaaS プラットフォーム。ユーザー認証、サブスクリプション管理、分析ダッシュボード
 
## Architecture

/app # Next.js アプリケーション /auth # 認証関連 /dashboard # ダッシュボード UI /api # API Route /lib # ユーティリティ /components # React コンポーネント /public # 静的ファイル


## Tech Stack
- Frontend: Next.js 15, React 19, TailwindCSS
- Backend: Node.js, Express (API Routes)
- Database: PostgreSQL (Supabase)
- Auth: Supabase Auth (JWT)
- Payments: Stripe

## Agents

### Agent: Frontend Developer
- 責務: React コンポーネント、ページ実装
- ツール: Figma Dev Mode (MCP)
- 禁止: バックエンド API 実装

### Agent: Backend Engineer
- 責務: API Routes、データベースロジック
- 接続: Supabase Admin
- 禁止: UI コンポーネント変更

### Agent: QA Automation
- 責務: E2E テスト、デプロイ前検証
- ツール: Playwright, Browser Sub-Agent

MCP 連携 — 外部ツールとの統合

MCP(Model Context Protocol)は、AI が外部ツール・サービスと連携するための標準プロトコルです。Antigravity では複数の MCP を登録し、エージェントが それらを自動的に活用できます。

主要 MCP サーバー

Figma Dev Mode

  • デザイン → コード自動化
  • UI コンポーネント抽出

Google Stitch

  • Google Workspace との連携
  • スプレッドシート・ドキュメント処理

Supabase

  • データベースクエリ実行
  • リアルタイム API

Stripe

  • 支払い処理 API
  • サブスクリプション管理

GitHub

  • ソースコード管理
  • Issue 追跡

MCP 登録方法

Antigravity 設定(コマンドパレット → Settings)から:

MCP を追加 → サーバー名を入力 → 認証情報(API Key など)設定 → 接続テスト

各エージェントが必要な MCP を AGENTS.md で宣言すると、自動的に利用可能になります。


Antigravity vs Cursor vs Claude Code — 2026年の比較

機能AntigravityCursorClaude Code
インラインコマンドCmd+K(AI リライト)Cmd+K(AI コンプリート)Cmd+K(Codeium)
エージェント機能⭐⭐⭐ マルチエージェント対応⭐⭐ 基本的なみ⭐⭐⭐ 標準機能
デザイン連携⭐⭐⭐ Figma Dev Mode⭐⭐ 部分的⭐⭐ 部分的
MCP サポート⭐⭐⭐ 標準搭載⭐ 実験的⭐⭐⭐ 標準搭載
料金(Pro)$20/月$20/月$15/月
エンタープライズ⭐⭐⭐ 強い⭐ 弱い⭐⭐⭐ 強い
チームコラボ⭐⭐⭐ Enterprise プラン⭐ 限定的⭐⭐⭐ Workspace 対応

選択基準

  • 個人開発・学習: Antigravity Free
  • 本番 SaaS: Antigravity Pro + MCP 連携
  • 大規模チーム: Antigravity Enterprise or Claude Code Workspace

Antigravity を使いこなすためのTips

Tip 1: AGENTS.md は「仕様書」と同じ

プロジェクト初期段階で詳細に記述しましょう。エージェントが参照する "憲法" となります。

Tip 2: エージェントに「禁止事項」を明記

各エージェントが「何をしないか」を明確にすると、不要な編集が防げます。

### Agent: Frontend
- 禁止: src/api/ 以下のファイル編集
- 禁止: environment 変数設定変更

Tip 3: MCP は「権限管理」を厳密に

Stripe API Key や Supabase Admin Token は、必要なエージェントにのみ公開しましょう。

Tip 4: E2E テストを自動化

Browser Sub-Agent で Playwright テストを自動生成・実行。本番前の安全網として機能します。

Tip 5: 定期的に AGENTS.md をアップデート

プロジェクト成長に合わせ、アーキテクチャ変更を AGENTS.md に反映させましょう。


全体を振り返って — Antigravity Lab で学べること

このガイドで紹介した Antigravity の基本機能は、氷山の一角です。Antigravity Lab では、以下のトピックをさらに深掘りしています。

  • 次のステップ: 実践テクニック集【前編】で、Cmd+K 活用法・AGENTS.md の実装例・Figma 連携を解説
  • 上級テクニック: 実践テクニック集【後編】では、マルチエージェント・本番アプリ開発・SaaS 収益化を網羅

Antigravity を使いこなし、AI 駆動の開発フローを体験してください。

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