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⬡ 連携・プラグイン/2026-04-24上級

Antigravity × Ollama — Gemma 4 をオフラインで走らせる実装パターン

Antigravity から Ollama 経由でローカル LLM(主に Gemma 4 系)を呼び出す環境構築とルーティング設計。フォールバックは 2 方式を実測し、ローカルが無反応になる条件で素朴な実装が 4.3 倍かかる理由と、cooldown の決め方まで数字で示します。

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クラウド LLM が日常になって久しい一方で、「このデータは外に出したくない」「オフライン環境で動かしたい」「推論コストを下げたい」という現場の声は着実に増えています。Antigravity を中心に据えた開発フローで、この 3 つの要件に対応する最短経路は、Ollama でローカルに Gemma 4 系モデルを走らせ、Antigravity の API エンドポイントとして登録することです。

なぜ Ollama が Antigravity との相性が良いのか

ローカル LLM 実行環境はいくつかあります。llama.cpp 直接、LM Studio、vLLM、そして Ollama です。その中で Ollama が Antigravity と組み合わせたときに有利なのは、次の 3 点に集約されます。

第一に、OpenAI 互換エンドポイント(/v1/chat/completions)を標準で提供する点です。Antigravity の API クライアント設定では base_url を差し替えるだけで、クラウド LLM と同じ呼び出し方で使えます。第二に、モデルダウンロードがコマンド一発(ollama pull gemma3:12b のような形式)で済み、バージョン管理が楽なこと。第三に、macOS の Metal ・Linux の CUDA ・WSL の DirectML に幅広く対応していて、チーム内で OS がバラバラでもセットアップが揃えやすいことです。

一方、本番想定のスループットが必要な場合は vLLM や TGI の方が有利です。個人開発・社内 PoC・機密データの一次処理までは Ollama、プロダクション配信は vLLM、という使い分けが実情に合います。

環境構築 — OS 別の最短手順

macOS (Apple Silicon)

# 公式インストーラでインストール
brew install ollama
 
# バックグラウンドで起動
brew services start ollama
 
# モデル取得(例: Gemma 3 の 4B 量子化版)
ollama pull gemma3:4b
 
# 動作確認
ollama run gemma3:4b "こんにちは"

Apple Silicon では GPU(Metal)が自動的に使われます。M1 以降の 16GB モデルなら 4B〜8B、32GB モデルなら 12B〜27B まで快適に動きます。

Linux (CUDA 対応 GPU)

# 公式スクリプトでインストール
curl -fsSL https://ollama.com/install.sh | sh
 
# systemd で起動
sudo systemctl enable --now ollama
 
# GPU 使用確認
nvidia-smi  # ollama プロセスが GPU メモリを使っていれば OK
 
# モデル取得
ollama pull gemma3:12b

CUDA の認識に失敗すると CPU フォールバックで動いてしまい、推論が劇的に遅くなります。ollama serve の起動ログに CUDA found が出ているか必ず確認してください。

WSL2 (Windows)

WSL2 上での Ollama は、WSL2 のカーネルが Windows の GPU ドライバを経由して CUDA を使う形になります。DirectML サポートも進んでいますが、CUDA 対応 GPU がある Windows 機では CUDA 経路の方が安定しています。セットアップは Linux と同じスクリプトで大丈夫です。

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✦Antigravity のエージェントから Ollama エンドポイントを呼び分けるための `base_url` 設定と認証の仕組み
✦Gemma 4 のローカル推論で実用的な速度を出すためのモデルサイズ・GPU メモリ・量子化の組み合わせ表
✦フォールバック 2 方式の実測。ローカルが無反応になる条件では素朴な実装が 1 件 543.3ms を払い続け、失敗を記憶する実装の 41.6ms に対し合計 4.3 倍かかりました
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