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Agents & Manager/2026-06-15上級

Managed な Antigravity Agent を Gemini API から呼ぶ — preview モデルの設計メモ

Gemini API で公開プレビューになった antigravity-preview-05-2026 は、サンドボックス内で計画・コード実行・ファイル操作・ウェブ閲覧まで自律で行う Managed Agent です。自前のオーケストレーションと何が違うのか、どこで使い分けるかを設計の視点で整理しました。

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これまで私自身、個人開発でエージェントに何かを任せるとき、計画・実行・検証のループを自分のコードで組んでいました。プロンプトを投げ、返ってきたツール呼び出しを解釈し、結果を戻し、また投げる。動きはしますが、状態管理とリトライの面倒はすべて自分のものです。

6月に Gemini API で公開プレビューになった antigravity-preview-05-2026 は、その面倒の大半をサーバー側に寄せてしまう選択肢です。サンドボックス内で計画・推論・コード実行・ファイル操作・ウェブ閲覧までを自律で回す Managed Agent で、呼び出す側は「目的」を渡し、結果を待つだけになります。

便利な反面、これは設計判断を必要とします。何を Managed に預け、何を手元に残すか。ここを曖昧にすると、コストも制御性も中途半端になります。この記事は、その線引きを実装とともに整理したメモです。

Managed Agent と自前オーケストレーションの責務境界

まず、両者は競合ではなく層が違います。私の整理はこうです。

  • 手元で持つべきもの: いつ起動するか(スケジュール)、何を目的に渡すか、結果をどう検証して取り込むか。ここはビジネスロジックであり、外には出せません。
  • Managed に預けてよいもの: 目的を達成するための中間ステップ。ファイルを書き、コマンドを試し、失敗したら別の手を打つ——この試行錯誤のループ自体です。

言い換えると、Managed Agent は「どうやるか」を引き受け、こちらは「何を・いつ・どう受け取るか」に集中します。自前でツールループを書いていたときに一番神経を使っていたのは中間の状態管理でしたから、そこが消えるのは大きい。

ただし、すべてを預けてよいわけではありません。出力の検証だけは手元に残します。エージェントが「できました」と言っても、それを信じて本番に取り込むのは別の話です。

最小の呼び出しから始める

公開プレビューのモデル名を指定して、目的を一つ渡すところから始めます。下は Node の例です。

import { GoogleGenerativeAI } from "@google/generative-ai";
 
const genai = new GoogleGenerativeAI(process.env.GEMINI_API_KEY);
 
// Managed Agent はサンドボックス付きの長時間ジョブとして起動する
async function startAgentJob(goal) {
  const model = genai.getGenerativeModel({
    model: "antigravity-preview-05-2026",
  });
 
  const job = await model.startAgentTask({
    goal,
    sandbox: { filesystem: true, network: "restricted" },
    maxSteps: 24,            // 暴走を止める上限を必ず置く
  });
 
  return job.id;             // 同期で待たず、ジョブ ID を受け取る
}

ここでの要点は二つです。maxSteps で上限を必ず置くこと。そして同期で結果を待たず、ジョブ ID を受け取って後で取りに行く設計にすること。Managed Agent は分単位で動くことがあり、HTTP リクエストを開いたまま待つのは現実的ではありません。

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Gemini API から antigravity-preview-05-2026 を呼び、長時間タスクをポーリングで回す実装パターン
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