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アプリ開発/2026-08-18上級

API レベル 36 の期限に向けた、6本のアプリを上げる順番と段階公開の刻み方

Google Play の API レベル 36 要件は6本すべてに同じ期日で来ます。締切が同じなら決めるのは順番だけです。壊れやすさの棚卸しと、段階公開の刻み幅を必要観測数から逆算する手順をまとめました。

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8月31日を過ぎると、API レベル 36 未満のアプリは Google Play で更新を受け付けてもらえなくなります。手元の Android アプリは6本あり、期限はその6本すべてに同じ日付で来ました。

締切が全部同じということは、決められるのは順番だけです。そして順番は、公式のドキュメントには書いてありません。

最初は「よく使われている1本から」と考えていました。実際に棚卸ししてみると、その基準は逆でした。

期限は締切を決めますが、順番は決めてくれません

Google Play の対象 API レベル要件は、新規アプリと既存アプリの更新の双方に適用されます。要件そのものはGoogle Play の対象 API レベルの要件に書かれているとおりで、読めば5分で終わります。

難しいのはその先です。6本を同時に上げると、何かが壊れたときに切り分けが同時に6つ来ます。かといって1本ずつ順に片付けると、最後の1本に着手する頃には期限が目の前にあります。

個人開発で複数本を抱えていると、この「同時にやると切り分けが増え、順にやると時間が足りない」の板挟みが毎年来ます。私が変えたのは、順番の決め方そのものでした。

何が変わるかより、どれが壊れやすいか

挙動変更の一覧を読んで「自分に影響があるか」を判断する方法は、1本なら成立します。6本ぶんやると、同じ一覧を6回読み直すことになります。読む対象が同じなのに判断が毎回ぶれるのは、判断の材料が頭の中にしかないからです。

逆から入りました。OS の変更点から自分のアプリを見るのではなく、自分のアプリが触っている面(表面積)を先に列挙して、そこに変更が来ているかを見るという順序です。

壁紙アプリの場合、触っている面ははっきりしています。端末のギャラリーへの画像保存、通知、ロック画面や壁紙の設定、広告 SDK、課金。このうち画像保存と通知は、Android の各バージョンでもっとも頻繁に条件が変わってきた領域です。

面が広いアプリほど、変更が刺さる確率が上がります。よく使われているかどうかとは別の軸です。

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この記事で得られること
期限のある強制更新で、手元のアプリをどの順に上げるかを、勘ではなく触っている面の広さから決められるようになります
段階公開の1%で何日待っても判断材料が集まらない状態を事前に避け、刻み幅を必要観測数から逆算できるようになります
クラッシュが0件でも安全と言い切れない範囲を数字で示し、巻き戻す条件を公開前に確定できるようになります
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